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夜勤・保育・家事……毎日を回すだけで精一杯
という日もありますよね。



私は4人の子どもを育てるシングルマザー看護師(ゆいなん)です。
転職をするなかで、「託児所あり求人の探し方」「雇用形態の選び方」「面接での“伝え方”」の三つを押さえると、ぐっと進みやすくなると実感しました。
本記事は、知りたい実務ポイントだけを、読みやすく整理しています。
本記事のゴール


- 探し方:条件検索 → 保存 → 比較の“型”を作る
- 選び方:可処分ベース(手取り−保育/交通/待機コスト)で雇用形態を決める
- 伝え方:面接で“制約”より“代替案”を先出しする



条件検索→保存→比較で探す型を固め、可処分ベースで雇用形態を見極め、面接では制約より代替案を先に示す——この3つを回せば、迷いは具体的な行動に変わります。
※「可処分ベース」とは、給与から税・社保と保育・交通・待機などの実費を差し引いた“実際に使えるお金”を基準に判断することです。
託児所あり・子育て支援が手厚い求人の見つけ方


1)検索の“型”を作る(3ステップ)
求人サイトで「託児所あり/残業少なめ/ブランク可/時短可/土日休み」を一括でON、通勤45分以内なども加えて一次抽出します。
気になる求人を10件だけブックマークし、URL・勤務時間・託児(開所/病児/延長)・残業/月・固定休・通勤時間をメモしましょう。
1行1情報で転記し、可処分(手取り−保育/交通/待機等)を概算してスコア化→面接に進む2〜3件を決めましょう。
比較表テンプレ
比較観点 | 何を見る? | 合格ラインの目安 |
---|---|---|
託児/保育 | 開所時間・延長・病児/病後児対応・学童連携 | 始業/終業+各30分のバッファ |
残業実態 | 平均残業・繁忙期・みなし残業の有無 | みなしなし or 超過分100%支給明記 |
シフト | 固定休/希望休/土日祝の扱い | 月2〜3日の確実な希望休 |
サポート | 急なお迎え時の運用・代替体制 | マニュアル/連絡系統が可視化 |
通勤 | ドアtoドア時間・駐車/駐輪 | 片道45分以内が理想 |
※「託児所あり/残業少なめ/ブランク可/時短可/土日休み」で検索→10件保存→表で比較が目安です。



病児・病後児対応があるかで“詰み”を避けられます。なければシッター/ファミサポ/祖父母など、代替案のコストと連絡手順を事前に決めておきましょう。
保存した10件は、1行メモで並べると迷いにくくなります。比較の埋め方とコツは**転職 記事一覧**にまとめています。
2)院内保育・提携保育の“実態”チェック
- 開所時間:早番/遅番に噛み合うか(始業・終業±30分の余裕)
- 病児/病後児:受け入れ条件・医療行為の可否
- 延長保育の費用:月いくらまで許容?残業の頻度と合わせて計算
- 学童/長期休暇:小学生がいる場合は夏・冬・春休みの居場所を事前に
- 見学のコツ:平日夕方(お迎えラッシュ)に現場の空気を確認



院内・提携保育は、早番/遅番に合う開所時間(始業・終業±30分の余裕)や病児・病後児の受け入れ、延長保育の料金と利用頻度、学童・長期休暇の預け先までを“1日の流れ”に重ねて確認しましょう。
見学は平日夕方にお迎え時の雰囲気や連絡フローを穏やかに質問して確かめ、無理なく続けられるかを基準に選びましょう。
また、入職準備とあわせて、手当・制度の申請も並行すると家計が安定しやすくなります。


雇用形態の選び方(常勤/短時間正社員/非常勤/夜勤専従/派遣)


1)“可処分ベース”で意思決定
同じ総支給でも、延長保育・交通・オンコール待機費で可処分は変わります。
下記の式で月次のリアル手取りを把握しましょう。
可処分=総支給+手当(夜勤/待機/通勤 等)− 税・社保 − 保育/延長/病児/学童/シッター − 交通 − 自費学習/資格費
たとえば、総支給26万円/税・社保約4.5万円/延長保育1.2万円/交通0.5万円の場合、可処分の概算は約19.8万円となります。実際に使える金額で比較すると、判断がぶれにくくなります。
2)雇用形態の向き・不向き(要点だけ)
要チェック:みなし残業の有無/オンコールの回数・手当。
要チェック:評価・昇給の枠(フルタイムとの差)。
時間の融通を確保したい。
要チェック:有給・賞与・社保の扱いが職場で違う。
単価重視+夜間の預け先がある。
要チェック:体力・安全配慮/夜間保育・家族支援の確保。
試しながら働きたい。
要チェック:更新の安定性/交通費の扱い(支給か否か)。
3)両立に向く“職場タイプ”早見表
職場 | 主な業務 | メリット | 注意点 |
---|---|---|---|
クリニック | 外来 | 日勤中心/カレンダー休日 | 終業押しやすい科も |
透析 | ルーチン看護 | スケジュール読みやすい | 祝日/夜間シフトの有無 |
健診 | 問診・採血 | 土日固定休ありも | 繁忙期の増枠 |
訪問看護 | 在宅ケア | 日中主体/直行直帰あり | オンコール体制の実態 |
企業/保育園等 | 産業/園児健康 | 残業少なめ | 求人の母数が少なめ |
求人票と就業規則の“読みどころ”だけ


1)みなし残業・評価制度
- みなし残業の時間数と超過分の支払い明記
- 評価の基準(定量/定性)と昇給タイミング



繁忙期はいつで、残業は平均どのくらい発生しますか?
2)オンコール・待機手当
- 回数・拘束時間・手当の3点セット
- 呼び出し時の代替体制(ワンオペ防止)



オンコール月◯回まで等の上限は運用上ありますか?
3)育児短時間・突発対応
- 育児短時間の対象・最長期間・延長条件
- 急なお迎え時の連絡・引き継ぎマニュアルの有無



急なお迎えが発生した時の連絡フローとその後の引き継ぎは、どの手順ですか?



みなし残業・オンコール・育児短時間・固定休は、まず数字と規定で確認します。気になる点は、見学で実際の運用を確かめると安心です。
面接での“伝え方テンプレ”(制約→代替案→協力姿勢)





学童・病児保育・シッターの手段を準備しています。早退時は《即連絡→引き継ぎ記録→翌日リカバリー》まで、私の責任で行います。



基本は◯時までの勤務ですが、月初に“残業可能日カレンダー”を共有し、繁忙日は事前調整のうえで協力します。



当面は◯◯ですが、◯カ月後に面談し、遅番→土曜→(必要なら)夜勤の順に段階拡張を前向きに検討します。



◯◯分野は2週間の学び直し計画を組み、チェックリストで安全にキャッチアップします。



育児で鍛えられた段取り力とトラブル時の切り替えは、急変や多重課題でも活きます。



面接では「制約→代替案→協力姿勢」の順で一言ずつお伝えします。
・お迎え=即連絡→引き継ぎ→翌日補完
・残業=“残業可能日”を月初共有
・夜勤=◯カ月後に段階拡張を相談
・ブランク=2週間の学び直し
最後に、段取り力などの強みを現場でどう活かすかを添えるようにしましょう。
よくある質問(FAQ)


まとめ|“探し方×選び方×伝え方”の順で、今日1アクション


前に進めるコツは、
1)条件検索の型を作る →
2)可処分ベースで雇用形態を決める →
3)面接で代替案を先出しする、の3つだけ。
まずは10件保存→表で比較から始めてみませんか。
小さな一歩が、明日の安心につながります。


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