【PR】本記事にはプロモーションが含まれています。

夜勤、送り迎え、家事……毎日を回すだけで精一杯。
夜勤をやめて、日勤中心の勤務に変えたい。



残業なしで、保育園の時間に間に合う職場に移りたい。
という方に向けて、転職サイトの活用法と公的支援の併用術を、私の実体験も交えて整理します。
まず結論です。
民間の転職サイトで時短・交渉を進めつつ、eナースセンター(都道府県看護協会)や(マザーズ)ハローワークと併用して相場観を掴み、育児・介護休業法の配慮を前提に面接・条件交渉を行うのが、最短で確実な進め方です。



なお、看護職の正規雇用看護職員の離職率は2023年度で11.3%でした。働き方を見直すことは特別ではありません。


私の経験談:病棟→クリニック





私も子ども4人を育てるシングルマザーとして、夜勤続きや残業の毎日に限界を感じ、病棟からクリニックの外来へ転職しました。
- 転職サイトを2〜3社登録し、担当者の相性を見て1社に集約
- eナースセンターで地域の求人動向と研修情報を確認(無料)
- 見学・面接前に「送迎時間」「夜間呼び出し」「残業の実績」を全て事前質問
この3点で、日勤中心・残業少なめの職場へ移れました。eナースセンターは都道府県看護協会が運営し、無料職業紹介や再就業研修を提供しています。
ワンオペ・ひとり親の転職前必須チェックリスト





上のチェック項目は、時間の安定(勤務時間・シフト)→育児との両立(支援・通勤)→安全と収益性(体制・給与)→職場風土の順で確認すると漏れが減ります。
ポイントは「制度の有無」ではなく“運用実績と数値”、そして口頭ではなく書面(労働条件通知書)で確定することです。
転職サイトの代行力を賢く使う(注意点つき)





時間に余裕のないワンオペ・ひとり親ほど、転職サイトの“代行力”をフル活用しましょう。
求人探し、面接日程の調整、条件交渉までをひとつの窓口で一気通貫。非公開求人も比較対象に入るので、短期間で意思決定しやすくなります。
連絡はLINE/メール中心でOK。勤務中の電話を避けられます。
紹介がズレるときは、紹介基準の見直しや担当交代を遠慮なく依頼しましょう。
まずは2〜3社に登録→相性の良い1社へ集約しましょう。
担当者は、初回ヒアリングの深さ(送迎時間や急変時体制まで踏み込んで聞くか)で見極めるのがコツです。
- 見学前に内諾を急かす提案は保留でOK
- 「年収◯◯万確約」など断定表現には慎重に
- 条件合意は書面(労働条件通知書)で必ず確認
転職サイトの選び方5基準(ワンオペ・ひとり親向け)


- 地域×職種の在庫:外来/訪看/健診/介護/企業など希望領域に強いか
- 夜勤なし・時短実績:ワンオペ・ひとり親の両立事例を具体的に語れるか
- 交渉伴走:面接日程、条件交渉、内定後手続きまで一気通貫か
- 連絡のしやすさ:LINE対応/時間外対応の有無、担当者の相性
- 情報の透明性:残業実績、離職理由、人員体制など**“言いにくい情報”**まで共有する文化があるか



まずは 在庫→実績→伴走力→連絡のしやすさ→透明性 の順で、無理のないペースで確認し、数字や具体例が出るかを確かめていきましょう。
面談では、差し支えなければ「直近の紹介実績」「時短・夜勤免除の事例」「残業実績などの書面」「LINE対応と返信目安」を丁寧に伺うと安心です。
最終的には、この5軸で**〇・△・×**をつけて相性の良い1社に絞り、労働条件は書面で納得できるまで確認してから進めましょう。
eナースセンター/マザーズハローワークの併用術


- eナースセンター(都道府県看護協会)
全国47都道府県にあり、無料で職業紹介や再就業支援、就職相談をしてくれます。ブランク明けや地域での働き方探しに心強い窓口です。 - (マザーズ)ハローワーク
子育て中でも安心して利用でき、履歴書の添削、面接アドバイス、セミナーなどの丁寧な支援があります。担当制でじっくり相談できるのも特徴です。 - 育児・介護休業法の配慮(指針)
法律上、事業主には両立への配慮が求められています。特にひとり親家庭では「子の看護休暇の日数を増やす配慮」が望ましいと明記されており、面接時に確認する根拠になります。 - 高等職業訓練促進給付金(こども家庭庁)
資格取得を目指すひとり親に、月額10万円(課税世帯は70,500円)などの支給があります。学び直しを考えるときに頼れる制度です。



転職を考えるとき、転職サイトのスピードや交渉力はとても頼りになります。
ただ、それだけに頼るのではなく、eナースセンターやマザーズハローワークの無料支援、そして法律や給付金といった制度の後ろ盾をあわせて活用することで、安心して一歩を踏み出せます。
高等職業訓練促進給付金はひとり親限定です。ワンオペの方は対象外の可能性があるため、学び直しは自治体の一般職業訓練/教育訓練給付金も併せて確認しましょう。
「探す」「相談する」「制度で支える」という三つを組み合わせれば、ワンオペ・ひとり親でも無理なく続けられる働き方に、ぐっと近づけるはずです。
転職の進め方7ステップ(ワンオペ・ひとり親対応)


退勤時刻・夜勤可否・通勤距離・最低年収などを数値で可視化。
2〜3社登録で比較しつつ、eナースセンター/マザーズHWで相場と無料支援を確認。
送迎時間・時短・夜勤免除など、面接で伝える条件を先に文章化。
職務経歴を整え、見学で残業実績・人員体制・急変時支援をチェック。
制度の運用実績(直近の利用人数・日数)を具体例で確認。
合意内容は労働条件通知書で明文化(固定残業の有無・時間数も)。
引継ぎ計画、初月シフト、保育・学童の調整を前倒しで。



この順番で進めると、生活の基盤→日常運用→安全・収入→最終確認の流れで、ミスマッチと手戻りを最小化できます。
よくある質問(Q&A)


- 制度があるのに実際には使えない職場を、どう見抜けばよいですか?
-
直近1年の時短や子の看護休暇の利用人数と日数、突発休の代替フロー、半休や時間単位の休暇の実績、制度利用が評価に影響した事例を確認してください。具体数値や規程の所在を即答できる職場がおすすめです。
- 夜勤ができない場合、年収が下がるのではと不安です。どのように交渉すればよいですか?
-
手当構成(資格・外来・訪看稼働等)や固定残業の有無と時間数を書面で確認しましょう。そのうえで健診枠や教育係などの日勤内での役割提案をし、評価に反映されるよう相談するのがおすすめです。
- 労働条件通知書では、どの点を必ず確認すべきでしょうか?
-
就業場所と業務内容、所定労働時間・休憩・残業の平均実績、賃金内訳(固定残業の有無と時間数)、試用期間の条件、有給休暇の付与方法(時間単位取得可否)、就業規則や内規の閲覧方法を必ず確認してください。
- 複数の内定をいただいた場合、どのように比較すればよいですか?
-
①時間の安定(固定時間・残業実績・オンコールの有無)②制度の運用実績(時短・看護休暇の実際の利用状況)③安全と教育(急変時支援・独り立ちまでの目安)を基準に比べてください。迷う場合は半日同行やピーク帯見学を依頼し、実際の現場を見てみることもおすすめです。
- 転職サイトとeナースセンターは、どのように使い分ければよいですか?
-
転職サイトはスピード・交渉・非公開求人に強く、eナースセンターは無料・地域密着・研修支援に強みがあります。おすすめは、転職サイトで候補抽出 → ナースセンターで相場や研修を確認 → 見学・面接で具体化という流れです。
まとめ


看護師のワンオペやひとり親の転職は、
- 転職サイトの代行力で時短
- 公的支援で無料相談&相場観
- 両立制度の配慮を前提に条件交渉
この三点セットで、夜勤なし・日勤中心への現実的な転職が可能になります。焦らなくて大丈夫。今日できる一歩から、一緒に進めていきましょう。


コメント